追い出しコンパに行ってきました
山本です
大阪歯科大学矯正学の大学院生の追い出しコンパに行ってきました.
これは,大阪歯科大学矯正学の大学院を卒業したOBの先生方と現役大学院生の先生方で集まり,
皆で今年卒業する大学院生の先生をお祝いする会で,だいたいこの卒業時期に毎年ある恒例行事なんですが.
今年は,3人の後輩の先生方が卒業されました.
ここ最近の患者さんとの会話も,卒業,進級,進学等の話がちらほらと.
新たな場所への希望に満ちた話もあれば,仲のいい友達との別れの話もあり,
ホント人生色々です.
ふと,森鴎外訳の「即興詩人」を思いだしました.
この本はかなり読みにくいんですが,舞台がイタリアなので,
イタリア好きの僕には読んでるだけでちょっとした小旅行気分が味わえて,お気に入りの1冊です.
その中に「みたち」という章に,主人公が世話になった老夫婦との別れのシーンがあり,
これを思いだしながら.
別れに直面すると,人生は別れの悲しみだけでできているのかもしれないと感じることもあるが,
別れがあれば出会いもあり,これもまた人生,
別れと出会いを繰り返す事で人は成長し,前に進める.
思い出を胸にしまって,前進するんだ.
とかエラそうにこむずかしいことを考えてしまいました.
興味のある方はどうぞ
- 作者: アンデルセン,森鴎外
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